今年のサマージャンボで1等を出した売り場には有名店が少なかったようだが、そこには本誌が紹介した『サマーは実績がモノをいう!』『店頭の巨大亀の子たわしに福《わたし》の御利益あり!』『売り場の住所の地番末尾が1!』『高速道路SAでの《旅先買い》で紹福パワーがUP!』という”億を呼ぶ法則”にピッタリとあてはまる店が多数あった。

「今回も日本でただ1店、1等4億円が2本出ました。やっぱりオリンピック年のサマーはホンマに強いんですよ」と語るのは『大阪駅前第4特設売場』の高橋祐恵さん。本誌が今年7月17日号『サマーに強い売場』の筆頭で紹介したのが、この売場。’08年(北京五輪)のサマーで1等3本が出て日本一になった実績からの一押しだった。

今回北海道・東北エリアで唯一、1等が出たのは岩手県『宝くじ神社チャンスセンター大通本店』。名物は店頭の巨大な亀の子たわしだ。じつは今年ドリームジャンボで1等が出た東京都『亀戸駅前北口店』と岐阜県『平川たばこ店』にも店頭に巨大亀の子たわしが。まさに今年はたわしパワー全開なのだ。

「古くから盛岡では厄年にたわしで体をこすってもらって厄をはらう風習があり、亀の子たわしは縁起物。もう20年くらい前から店頭に飾って、購入した人がくじをこすっていかれます」(販売員の土谷久美子さん)

数字にあやかるといえば、本誌が『1等が出やすい』と過去に紹介した住所の地番末尾1の売り場。今回、東京都の1等2本のうち1本『宝くじロトハウス青山ツインビル店』は、’08年開店でビルの地下1階にあり、ほぼノーマークの店だった。だが、住所は南青山1−1−1と、1のぞろ目。

高速道路サービスエリアの売り場から2本も出ていることにも注目。これは本誌7月24日号で紹介した『サマーは旅先買いが当たる』とぴったり一致。そのひとつ石川県『尼御前近鉄レストラン』は北陸自動車道上り線『尼御前サービスエリア』にある。宝くじにくわしい風水建築家の山下剛さんはこう話す。

「中央高速の『談合坂レストラン(SA)』も1等が出たのは上り線。風水では大都市へ向かう上り線のほうが強い気が流れていると考えます。購入の際は意識して上り線で。秋の行楽シーズンも期待できます」

そのほかのサマージャンボで1等大当たりが出た売り場は以下の通り。

群馬県『安中ベイシアCC』『高崎西口CC』埼玉『CCイオンモール川口店』東京都『武蔵境イトーヨーカドーCC』神奈川県『厚木トレリスCC』『ららぽーと横浜ロッタリーショップ』『みずほ銀行海老名支店』岐阜県『瑞穂プラント6CC』静岡県『みさしや』愛知県『名駅前CC』『名鉄観光名駅地下支店』滋賀県『近江八幡ピアゴCC』兵庫県『加古川イトーヨーカドーCC』山口県『みずほ銀行山口支店』愛媛県『まつちかCC』福岡県『古賀サンリブCC』宮崎県『小林サンキューCC』鹿児島県『新栄サンキューCC』

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