8日、都内で、映画『夢売るふたり』の初日舞台挨拶が行われ、女優の松たか子(35)が出席した。 

『ゆれる』、『ディア・ドクター』の西川美和(38)監督の最新作で松と阿部サダヲ(42)は夫婦役で初共演。火事で全てを失った2人が再起のために結婚詐欺で女性たちから金を巻き上げていく姿を描く。
松は、歌舞伎の公演中に奈落に落下し、けがをした兄で歌舞伎俳優の市川染五郎(39)について、冒頭の挨拶で「まったく関係のないことで恐縮ですが…」と前置きし「先日は兄の染五郎の事故・ケガに関してご迷惑とご心配をおかけし申し訳ありませんでした。おかげさまで順調に回復しております。どうか彼に時間をやって下さい」とあいさつした。また報道陣から「染五郎さんは大丈夫ですか?」と声をかけられると「大丈夫」とピースし『心配無用』をアピールしていた。

この日は『いまだから言いたいこと』をテーマに、登壇陣がフリップに書いた答えを一斉に発表。役作りのため、フォークリフトの免許を4日間かけて取得した際に学科授業で居眠りをしていたことを西川監督に暴露された松は「私だって人間なんです。でも、勉強するっていいですよ」と話し、笑わせた。(撮影:小山伸正)

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