19日、都内で、映画『終の信託』の完成披露会見が行われ、女優の草刈民代(47)と俳優の役所広司(56)らが出席した。

夫の周防正行監督(55)と『Shall we ダンス?』以来、16年ぶりに劇映画でタッグを組んだ本作品は、終末医療の現場を舞台に、ある重病患者からの『信託』を受けたエリート女性医師が下した決断と、それを殺人罪とみなす検事の攻防を描く。

草刈は「こんなにせつない女性がいるんだろうかと気持ちを動かされた。不安もあったが、やるからには全力投球で彼女の『切実さ』を演じたかった」と振り返った。役所との再共演については「常に『そこに』いてくれる存在で、すんなりお芝居に入れた」と笑顔。一方の役所も、「この16年でさまざまな経験をされたのか、女優としての気迫を感じた」と草刈の成長に驚きを隠せない様子だった。

また、本作には、草刈演じる女医と浅野忠信(38)演じる同僚医師との激しいラブシーンが盛り込まれているが、草刈は「自分のことだけ考えてできるので夫の存在には邪魔されません」とあっけらかん。周防監督も「いい映画にしたいという想いだけ。妻が裸でそこにいるというのは問題ではなかった」とキッパリと言い放った。(撮影:江口明裕)

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