「以前、『2人の仲良しの秘訣は?』と聞いたとき、ユッキーナは『2人の上下関係をはっきりさせること』と答えていました。横にいたフジモンは、いっさい反論せず『ケンカになりそうになったら、ひたすら僕が謝るんです』と笑顔で語っていましたね」(芸能リポーター・川内朋子さん)

‘10年8月に『FUJIWARA』の藤本敏史(41)と結婚した木下優樹菜(24)。今年8月には女児を出産しママとなった彼女は、家庭内で“カカア天下”を確立しているという。

「2人の上下関係が決まった要因のひとつが収入格差。吉本興業はシビアだから、藤本は仕事がなければ一般のサラリーマンより実入りがないときもある。でも、優樹菜ちゃんはいっさい文句を言いません。『家の中の大黒柱は自分。だから困ったときは自分が稼ぐ!』と考えているみたいです」(お笑い関係者)

そんな夫婦の“主従関係”が藤本にとって意外な効果を及ぼしていると語るのは、テレビ局関係者。

「木下さんから一方的に責められ続ける藤本さんの“ドMキャラ”は、今やバラエティ番組では定着しました。結婚してから明らかに仕事が増えましたし、先輩芸人からも『最近、お笑いのキレが増してきた』と絶賛されているそうです」

だが、バラエティ番組で“いじられキャラ”が定着したことに、藤本は複雑な心境だという。

「藤本さんは『ウケてるからええけど、仕事でも嫁に頭があがらんようになってしまった』と苦笑していました。まあ、そうは言っても藤本さんは、結婚前からいじられることには慣れていますからね。だからこの状況も、なるべく前向きにとらえるようにしているみたいですよ」(プロダクション関係者)

恐妻家のレッテルも、藤本には勲章のようだ。

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