iPS細胞を作った功績が認められたこと受け、ノーベル医学生理学賞に見事に選ばれた山中伸弥京都大学教授(50)。日本人として25年ぶりの快挙には妻・知佳さんの支えも、大きかったようだ。山中教授は記者会見でそんな妻に対して、感謝の気持ちを話している。
2人が出会ったのは、大阪教育大学附属天王寺中学校在学中のことだった。山中教授によると、交際をスタートさせたのは高校2年生のときだったという。彼は、学生時代について、こう振り返っている。
「初めてキスしたのは、僕が高校のときでした。体育大会の1500メートル障害に出たとき、『優勝したらほっぺにキスしてくれる』という約束を取り付けたんです。それでみごと優勝し、キスしてもらいました」
勉強もできるうえに、生徒会の役員もやっていた山中教授。女子からはモテたようだが、知佳さんもまた学校のアイドル的存在だったという。知佳さんと同級生の友人女性はこう振り返る。
「知佳さんは明るくて、ユーモアがあって面白いんですよ。クラブはESSで、英語の発音は山中くんよりもはるかにうまいし、きれいでした。男子からもモテていて、彼女のことを狙っていた人も多かったみたいですよ。校内では誰もがうらやむカップルでした」