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今からちょうど2年前。総勢600人を集め、東京・赤坂で豪勢な結婚披露宴を開いた千葉真一(73)夫妻。だが一家はいま、崩壊の危機にあるという。ロサンゼルス在住の同家を知る人物は「今春ごろ、奥さんが二男を連れて京都の実家に帰ったそうです。家賃滞納で追い払われたと聞きました。高校生になる長男はまだこっちにいますよ」と語る。

’96年に現在の妻(45)と再婚した千葉は、ハリウッド進出を目指しロスに豪邸を構えていた。だが、アメリカでは『キル・ビル』に出演したくらいだった。近年は借金問題などトラブル続きで、告発されたことは数知れず。そんな千葉に対し、妻は「署名ずみの離婚届を千葉に渡したそうです」と映画関係者は語る。

京都で舞妓として頂点を極め、男児を2人出産。ロスで幸せな家庭を築いていると思われた妻は、今、どんな生活をしているのか。実家のある京都へ向かうと、彼女はイメージとは遠くかけ離れた世界に身を置いていた。

10月上旬のある平日の早朝。自転車にまたがり妻が、母や家族とひっそりと住む自宅マンションを出た。向かった先は京都市内にあるパチンコ店。妻は苦しい家計を助けるためか、時給1千円で1日8時間ほど働き、子供の生活費を稼いでいたのだ。パチンコ店での勤務が終了した妻を直撃した。

——(千葉と)離婚はしないのか?
「今、してないです」
——なぜ別居している?
「もともとそうですから」
——もともと?
「私はほとんどアメリカで、彼はずっとこっち(日本)が多かった」
——2年前、なぜ急に披露宴を?
「よくわからない。今さらお願いだから(やめて)って感じで」

披露宴当時と比べ、痩せ細ったように見える彼女の口調から、もはや千葉への愛情はまったく感じられなかった。そこで今度は、都内の自宅から車で出てきた千葉に直撃した。

――なぜ別居している?
ずっとここ、一緒ですよ。
――一緒に住んでます?
一緒に住んでるって、何十年もここにいるじゃないですか、僕は。
――奥さんは?
……ロスにいますよ。
――離婚されるのでは?
バカなことを言わないでくださいよ(笑)。

京都で妻を取材したと知らない千葉は、バレないと思い「ずっとここ、一緒ですよ」と言い張ったのか。とはいえ、わずか数秒後に「(妻は)ロスにいる」と矛盾したことをしゃべり始めていた――。

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