「みんなに『落ち込んでるんでしょ?』なんて言われるけど、大丈夫。元気ですよ! 私って意外と元気なんですよ」

直撃取材にこうほえたのは小林幸子(58)。11月26日、紅白歌合戦の出場者が発表された。だがそこに、33年連続出場記録中の小林の名前がなかったのだ。

4月に起きた個人事務所社長の解任騒動以降、トラブル続きだった小林。所属レコード会社と契約解除になり、インディーズレーベルを発足するも発売初週で1千890枚の大惨敗。それでも紅白出場に一縷の望みを託していただけに、衝撃は大きかった。

11月下旬、東京・世田谷区内の自宅からロールスロイスに乗って出てきた彼女。話を聞くと、後部座席の窓を開けて取材に応じてくれた。

――大晦日はどう過ごす予定なのでしょうか?

「ううん、それより新曲の『茨の木』が好調なんですよ。ちゃんと売れているんです」

しっかりと宣伝してくるたくましさを見せる小林。

――発売初週で1千890枚しか売れず不振が続いているとも報じられていますが?

「ないない! もう2万枚売れているんですよ。私、頑張っていますから!」

最後に「化粧してないから写真はあまり大きく使わないでね」とサッちゃんスマイルを見せた小林。だが、その笑顔はどこか寂しげだった。

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