「CM業界において、長友選手と香川選手はサッカー選手のなかではトップクラスの人気です。特に長友選手は、人当たりのよさも評判ですね」
そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。
今回、大手広告代理店が作成したCMギャラリストを独占入手。リストには、話題の有名人たちの2012年と今年の上半期のCM契約基準価格が並んでいる。
価格は実際に有名人側に渡る額ではなく、あくまで広告代理店がクライアントと交渉する際に基準として用いるもの。しかし、そこには彼らの人気の変化が如実に現れていた。
スポーツ界でも衝撃の変化が。評価の高い男子サッカーの長友佑都(26)と香川真司(23)の“海外組”が軒並みダウンだったのだ。長友、香川ともに昨年の5000万円~が、今年は4000万円~となっている。
「スポーツ選手はどうしても値段に浮き沈みがあります。選手個人の成績はもちろんのこと、その競技自体が盛り上がっているかどうかも影響します。世界的大会の直後は、価格が上がる傾向にあり、競技が話題になっていないときは、価格は下がる傾向にあるようです」