1月9日、都内で映画『アウトロー』の記者会見が行われ、主演のトム・クルーズ(50)、クリストファー・マッカリー監督、ヒロインを演じたロザムンド・パイク(33)が登場した。
トムが演じるのは、かつては軍の秘密捜査官で、正義のためなら手段は選ばないという主人公・ジャック・リーチャー。“トム・クルーズ史上最も危険なアウトローヒーロー”となっている。
そんな役柄についてトムは、「非常に古典的なキャラクターで、“用心棒”や“サムライ”のようなハートを持っている。アメリカだったら西部劇の主人公だね。知的でクールだけど、肉体的には強い。映画人としてこの役を演じられることが、待ち遠しくて仕方なかった」と役への思いを語った。
大迫力のカーチェイスシーンも、スタントマンなしですべてトムが自ら運転しているという。撮影を振り返り、「命の危険を感じることが何度かあった。ジャック・リーチャーは運転が下手だからね(笑)。結局車も8台を廃車にしてしまったくらいだよ。観客が楽しめる仕上がりになっていると思うよ」と笑顔で話した。
※映画『アウトロー』2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国公開
(撮影/加治屋 誠)