「勘三郎さんの場合、こちらに納骨することになりますが、本葬以降、勘三郎さん側から連絡がないのです。法要や納骨などの日取りはまだ何も決まっていません」(菩提寺の『西徳寺』関係者)

 昨年12月5日に急逝した中村勘三郎さん(享年57)。1月22日には四十九日を迎えるが、18日現在、法要の予定はないという。実は好江夫人(53)は、分骨を“チビのりさん”と呼び、いまだに身近に置いている、と演劇関係者は話す。

「まだ夢のなかにいるようで、信じられない思いのようです。勘三郎さんは何も言わずに亡くなってしまった。そのことが好江さんは悔しくて仕方がないようなんです。『何か言い残しておきたいことがあったんじゃないの?』って。まだまだ心の整理がつかない好江さんは、いつも小さな骨壷に入った“ちびノリさん”に語りかけているそうです」(前出・演劇関係者)

 4月には歌舞伎座が再開し勘三郎さんが楽しみにしていた2人目の孫も誕生する。好江夫人が元気を取り戻す契機となることを願いたい――。

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