西島秀俊(41)のファンが急増しているという。1月20日放送の『八重の桜』で、西島演じる山本八重の兄・覚馬が着物を見せた肉体美に、世の女性が魅了されたのだ。

一見、細面に見える西島だが、実はそのストイックさは以前から知られていた。’10年公開の映画『サヨナライツカ』では役作りのために13キロ増やし、その後1カ月で15キロ減量したこともあったという。

昔から映画好きで、映画にかかわる仕事に就きたいと漏らしていたという西島。高校時代の同級生は彼についてこう語る。

「高校時代はバスケット部で、運動神経はかなりよかったですね。背も高くイケメンでしたが、男子校なので硬派で通していました。でも、今と違って色白だったしもっと丸顔のイメージでしたよ。卒業後、一度だけ電話したことがありましたが、彼は俳優に挑戦していると言っていました。そうしたら、『あすなろ白書』に出ていたので驚きました」

高校卒業後、横浜国立大学に入学。先輩の勧めで芸能界デビューすると、’93年に『あすなろ白書』で人気を博した。だが、実は’97年から’02年までの5年間、彼はテレビドラマ出演ゼロという挫折の時代をすごしている。

「彼は当時、アイドル路線での露出に納得できず、トレンディ俳優としての成功を捨て、芸術性の高い独立系映画に出演する道を選んだそうです。しかしその後、長らく人気が低迷してしまいました」(映画関係者)

今回も過酷な時代を生きた覚馬を演じるため、かなりのトレーニングを積み、体を鍛え上げたという西島。そのストイックな役作りは過去の経験が支えているようだ。

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