「現メンバーは『モー娘。』結成年度の97年以降に生まれたコたちもいるなど、世代交代が進んでいます。そんななかでも、90年代・00年代・10年代と3年代連続で首位を獲得したのは、女性グループ初の快挙です」(スポーツ紙記者)

2月4日付のオリコン週間シングルランキングで、52枚目のシングル『Help me!!』が3年8カ月ぶり首位に輝いた『モーニング娘。』。デビューから15年での快挙となったが、その陰で元メンバーたちにも“吉報”が次々と届いていた。

「実は、元メンバーがいま出産ラッシュなんです! 昨年からすでに3人が出産を経験しており、今春にはさらに3人が出産予定です。つまり、この1年で6人もの“娘”が新たな生命を授かる“ママ”になるのです」(前出・スポーツ紙記者)

昨年3月には藤本美貴(27)、6月には加護亜依(25)、11月には中澤裕子(40)がそれぞれ第1子を出産。さらに、今春には市井紗耶香(29)、辻希美(25)、飯田圭織(31)が出産を予定している。

では、なぜここへきて元メンバーの出産ラッシュが起きているのか。作家でアイドル評論家の中森明夫氏は、次のように語る。

「当初はオタク系の男性ファンが多かったモー娘。ですが、今や女性ファンがかなり増えているんです。そのため、結婚や出産への反発もない。当時の女性ファンもママ世代になり、そうした人たちからの歓迎ムードも後押しになっているのでしょう。また近年、ママビジネスはとても大きな市場となっています。そのため、彼女たちも今後はママタレとしての転身を考えているのではないでしょうか」

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