「彼女はもともとヨンハさんのファンクラブの会長だったんです」(韓国の芸能関係者)
10年6月30日にパク・ヨンハさん(享年32)が亡くなってから、2年8カ月。
元マネージャーの32歳の女性・A被告が、詐欺未遂罪などで在宅起訴された。
彼女はヨンハさんの自殺1週間後、日本の銀行窓口でヨンハさんの口座から2億4千万ウォン(約2千万円)を引き出そうとした。そのほか事務所からヨンハさんの写真集40点やアルバムなど2600万ウォン相当を持ちだしたとされる。だが、「マネージャーとして使う権利がある。写真集等も個人への思いから所持したかった」と、本人は疑惑を否定。
彼女の横領疑惑以前、すでに男性マネージャー・B氏の背任行為が発覚していた。一昨年3月に発売されたヨンハさんの母・ヨンランさん(60)の著書『息子よ――真実のパク・ヨンハ』(角川書店刊)によると、ヨンハさんが“兄貴”と慕っていたB氏は、独断で投資と偽り、事務所の資金を横領。事件発覚後に突然、事務所を去っている。
「ヨンハさんが独立した際、一緒に事務所を立ち上げたのがBさんでした。そこで日本語の語学力を買われたA被告が採用され、その後、彼女は上司のB氏に指南されて、横領に手を染めたようです。エスカレートしたA被告は裏金を管理するダミー会社を設立し、ヨンハさんの日本での収益の一部をその会社に振り込ませたり、自分の母親をそのダミー会社の取締役にして役員報酬を支払ったりしていたようです。ヨンハさんが亡くなる前の2年間で総額数千万円以上、横領したと聞いています」(前出・芸能関係者)
B氏に続き、追い討ちをかけるような最側近の彼女の裏切りが、ヨンハさんの自死の引き金になったのか…。