「本当は結婚してすぐにでも子どもが欲しかったんですが、1年目は舞台の仕事があったので、終わるまで待とうということにしました。 舞台が終わってやっと『じゃあ…』となったら、今度はお店のプロジェクトが決まって。一段落した去年の10月に、やっと妊娠を計画できるようになったんです」

 現在は、妊娠6カ月の辺見えみり(36)。「お店のプロジェクト」とは辺見がコンセプターとして手がける、インポートウエアを中心とした代官山のセレクトショップ「Plage」のこと。彼女が十数年以上前から構想を描いていた待望の店で、3月8日オープン。モデルのオーディションから店の内装、服の仕入れまで、すべての業務に携わっている。

 辺見といえば、08年4月に前夫の木村祐一(50)との離婚を経験し、11年3月に俳優の松田賢二(41)と再婚。待望の第一子となる。
「前の結婚のときから子どもはずっと欲しかったです。若いころから、結婚するっていうことは、子どもがいる家庭を作るというのが当たり前のイメージだったので、結婚=子どもと思っていました。年齢的にも、もしかしたら子どもができないかもしれないという不安はずっとありました。こればっかりは授かりものですから。だから、妊娠がわかったときは嬉しかったし、主人は私より喜んでいたかも(笑)」

 しかし、初期には妊娠を手放しには喜べなかった。
「出血があって、絶対安静といわれていたんです。移動もダメでお仕事も控えさせてもらっていました。ずっと気が抜けない状態だったんですが、4カ月目でやっと安定期に入って。そこで初めて安心できて、心から喜べるようになりました」

 絶対安静の彼女を支えたのが母の辺見マリ(62)だった。
「本当は入院って言われたんですが、どうしても家にいたくて。でも、とにかく動いてはいけなかったので、なるべく動かずに済むようにと、母が家に来て一緒に食事をするなど、いろいろとサポートしてくれました」
 母は初孫の誕生を心待ちにしているという。

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