空前のママさんタレントブームが到来している。かつて一世を風靡した、梨花や益若つばさなどのトップモデルから辻希美や藤本美貴などのアイドルまで、ここ数年で数々の芸能人が”ママタレ”と呼ばれるようになった。

「数年前では考えられないほど、現在のママタレ市場は完全に飽和状態です」と語るのは、グラビアアイドル出身でコラムニストの小明さん(28)。’02年にデビューした小明さんと同時期に活躍していたグラドルには、若槻千夏や小倉優子がいる。そんな、アラサーアイドルのご意見番・小明さんがママタレ界の今後をこう予想する。

「”国民的ヒール”の紗栄子は、しぶとく残っていくでしょう。『憎まれっ子世にはばかる』とはよく言ったものです。ただ、本人からはママタレではなく、モデルという意識が見え隠れします。ファッションショーでハミ尻をしながらも、本業はモデルに置いているはず」

また、小明さんは今後消えそうなママタレについて次のように話す。

「ほしのあきさんは、最近見ないから心配ですね。このまま消えてしまう可能性もありますけど、そのぶん夫に尽くすのではないでしょうか」

飽和状態にあるというママタレ市場。そんななか、今後台頭してきそうな新たな勢力があると小明さんはいう。

「あと5年もすればAKB出身のタレントがどんどん子供を産んでいくと思います。そうすると、ママタレ界もさらにポジション争いが激しくなります。AKBがあらゆるアイドルたちを蹴落としてトップに躍り出たように、地殻変動が起こる可能性もあります」

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