いよいよ7月20日に公開となる、宮崎駿監督最新作『風立ちぬ』。映画は、大正から昭和へ、1920年代の日本を舞台に零戦の設計者・堀越二郎と薄幸の少女・菜穂子との出会いと別れを描いた作品となっている。

「菜穂子を演じるにあたって、鈴木敏夫プロデューサーから『昔の映画をみるといいよ』とアドバイスがありました」と語るのは、ヒロイン・里見菜穂子の声を演じた、女優の瀧本美織さん(22)。彼女は、参考に昔の日本映画を見てみたという。

「『キューポラのある街』と『無法松の一生』という映画を見たんですが、感じたのは昔の女性のしゃべり方がすごく早いこと。考え方がしっかりしているので、言葉がよどみなく出てくるんです」

 また、宮崎監督からはこんなリクエストがあったそうだ。

「宮崎監督からは『昔の人は生き方がいさぎよいんです。必死に生きようともがく感じではなくて、与えられた時間を精一杯生きている。そんなイメージで演じてほしい』と。私としては、芯があって、覚悟の定まっている話し方を心がけたつもりです」