30年前に放送され、大ヒットを記録した朝ドラ『おしん』。その少女“おしん”を演じ天才子役としてブレイクしたのが、当時10歳だった小林綾子(40)だ。今回の映画版でも、おしんの奉公先・加賀屋の若奥様役として出演している。
実は、『おしん』30周年という節目を前に、小林の私生活もまた、一つの区切りを迎えていた。
「ご主人と一緒に暮らしていたはずですけど、気付いたら表札が“小林”に変わっていたんです……」(近所の住人)
『おしん』出演以降、ドラマや舞台を中心に活動している彼女は、99年6月に5歳上の大手建設会社勤務の建築デザイナーと結婚した。夫とは友人の紹介で知り合い、1年の交際を経てのゴールインだった。
「お相手が会社勤めのデザイナーさんだと聞いて、『堅実な彼女らしい』と、周囲は妙に納得していましたね」(芸能関係者)
結婚後4年たったころには、都内に一軒家の自宅を購入。幸せな家庭生活が続いていると思われていたのだが……。
「長い間ご主人をお見かけしないと思っていたんですが、実は、小林さんは3年ほど前に離婚したそうです。最近は、おそらく彼女より年下の男性と近所を歩いていましたが、再婚も考えていらっしゃるのかもしれませんね」(前出・近所の住人)
7月中旬、離婚の真相を聞くため、記者は都内にある小林の自宅近辺で彼女に直撃した。
――離婚されたと聞いていますが、事実でしょうか?
「えっ?」
――3年ほど前のことと伺っているのですが?
「いや~、まぁ。はい……」
動揺しながらも、離婚していた事実を認めた小林。
――最近は男性と交際中がこちらに来ているようですが、新しい恋をされていて、再婚も考えているのですか?
「ごめんなさい、いまはちょっと……」
そう言葉を濁し、家の中に急いで入って行った彼女だったが、男性の存在について否定はしなかった。
自宅前には、一台の自転車が置かれていた。そのサドルの位置は、彼女が乗るには不自然なほど高かった。
舞台関係者は、次のように語る。
「彼女が離婚した理由はご主人とのすれ違いだそうです。まわりの人は女優の仕事を少しセーブするようアドバイスしたのですが、『私は女優以外の仕事を知らないし、これが天職だと思っています。家庭に専念できないことは、結婚当初から夫も承知していたと思って……。ちょっとは妻らしいことをしなければとわかっていても、なかなかできなくて』と、話していましたね」