「春子役が決まったときは『あの小泉今日子さんの(若いころ)!』と、母が大興奮でした。いま45歳の母はまさにキョンキョン世代。私の演じる“聖子ちゃんカット”の春子は、若いころの母そっくりです(笑)」

『あまちゃん』で小泉今日子(47)扮する春子の若いころを演じて大躍進し、今もっとも“聖子ちゃんカットが似合う人”となった有村架純(20)。

 次世代を担う若手女優がこぞって受けた『あまちゃん』のヒロインオーディションで、最終候補の一人に残った。このオーディションから「GMT6」や「アメ女」メンバーほか、若い世代の出演者が選ばれたが、有村が得たのは“主人公の母親の若いころ”という、演技力が問われる難役。満場一致の決定だったという。

「プレッシャーがすごかったので、小泉さんに『(若いころの春子が)すごい好評なんだ。ありがとう!』と言っていただいたときは、もう泣きそうになりました」

 そもそも「女優になるならどこが最適か」と徹底的に調べて今の事務所のオーディションを受けたほど、女優にこだわってこの世界を志した。

「私も春子と一緒で、東京に行きたい、女優になりたいと、ずっとそこだけを見ていました。お芝居は楽しいことより、つらかったり苦しかったり泣きたかったりすることのほうが多いですが、いつも『何としても目の前の壁を壊そう』と思ってやっています。これからもがむしゃらに、いただいた役ひとつひとつを、やりきっていきたいです」