8月12日、映画『謝罪の王様』の完成披露会見が都内で行われ、主演の阿部サダヲ(43)、共演の井上真央(26)、脚本の宮藤官九郎(43)、水口伸生監督が登壇した。同作は、架空の職業である“謝罪師”を演じる阿部が、数々の揉め事を謝罪で解決するというコメディ。阿部は「本日はお越しいただき、誠に申し訳ございません!」と謝罪し、キャスト陣全員が頭を下げた。

映画のテーマにちなみ、“謝罪したいこと”を聞かれた井上は、「以前、阿部さんの舞台を見にいったのですが、楽屋に行って『疲れた』とか『今観るべき舞台じゃなかった』とか散々言ってしまったことを誤ります」と謝罪。水口監督も「翌日撮影現場で会ったら『ホント観なきゃよかった』と言ってたよね」と返し、阿部を苦笑させた。

 宮藤は「僕は“すみません”が口癖なので、僕の謝罪は1円ほどの値打ちしかありません」とコメント。最近の“謝罪してほしいこと”については「週刊誌が僕の隠し撮りをしていたのですが、気付かなくて、その記者に挨拶しちゃったんです。僕の“ご苦労様”を返してよ」と明かし、笑いを誘った。

(撮影/夛留見 彩)

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