「織田さんとは、事前にしっかり打ち合わせをしてあったんですけどねえ……。でも本番で興奮してくると、まわりが見えなくなってしまうんです。だから現場のスタッフは、いつも織田さんの言動にヒヤヒヤでしたよ」(現場のテレビ局スタッフ)

 18日に閉幕した『世界陸上』(TBS系)の番組MCを務めた織田裕二(45)。彼は、この仕事を“ライフワーク”と公言し、熱意を注いできた。数々の名言も生み出した織田の熱血MCだが、日本陸上競技連盟は、何度もクレームを出していたという。

「“織田さんは陸上をショーにしている”ということですね。陸連からはTBSに“ほかにふさわしいMCはいないのか”という申し入れもあったそうです。今回も織田さんがMCに選ばれる際にあたって、陸連は事前にTBSを通じて、『スタジアム内を勝手に歩き回らない』『むやみに選手に声をかけない』という約束をさせていたそうです」(スポーツ新聞記者)

 この『約束』について、TBSは本誌の取材に「そういった事実は一切ございません」と回答している。ふだんはいつもより控えめなMCに徹していた織田。しかし、ひとたびスイッチが入ると陸連が恐れていた彼のハイテンションぶりが、今回も繰り返されてしまったようだ。

「男子100m決勝の前、放送ブースにいた織田さんが、ボルト選手の肉体を食い入るように見つめていました。その後、突然、彼は生放送中にもかかわらずブースを飛び出し、ボルトがいるサブトラックに向かったのです。数分後に戻ってきた織田さんは、興奮しながら『(てかりの)正体はベビーオイルでした!』と話しました。ボルトの脚が光っていたのが気になって、確かめずにはいられなかったそうです。スタッフはあぜんとしましたね」(前出・テレビ局スタッフ)

 陸連が顔をしかめる織田の暴走。でも、猛暑より熱〜い彼がいないと『世界陸上』は盛り上がらなかった!?

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