8月20日、連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK総合、9月30日放送開始)のスタジオ収録がNHK大阪放送局で行われ、主演の杏(27)、共演の東出昌大(25)、宮崎美子(54)らが収録後の会見に出席した。同作は東京の洋食店で育った卯野め以子(杏)が、大正から昭和という激動の時代を“食”の力でたくましく生き抜くという物語。
撮影開始から3ヶ月が経ち、現在はめ以子の嫁ぎ先である大阪での撮影に。杏は「戸惑いながらも元気にやっている“め以子”を、日々楽しんでおります」と感想を話した。夫役の東出は「め以子さんも一日中撮影だし、ほかの皆様も今が夏だと実感できないくらいずっと室内にこもって撮影しています」と明かした。
め以子の姑を演じる宮崎は「大阪弁の方言テープを聞いて格闘しているところです」と、大阪の撮影ならではの苦労を語る。また、監督からの困った要求もあるといい、「この間、私と東出くんの二人で『アドリブやってくれ』って言われて。二人とも大阪弁がダメなので無口になって、『早く何か言ってよ』という気持ちで催促していました」というエピソードで笑いを誘った。
(撮影/谷本潤一)