「今回出したCDのタイトル『ReBORN』って、そのまんま、今の自分の気持ち。曲の中にある“すべてなくしても叫んでやる”っていう歌詞は、一度仕事も家も家族も信頼も全部なくした俺にとって、まさに本物なんですよ」
 そう語るのは、昨年、浜崎あゆみとの交際が発覚し、その後電撃破局した、内山麿我(29)。プロデュースから、作詞作曲などすべてを自分ひとりで手がけたシングルCD『ReBORN』が10日に発売されたのをきっかけに、今の心境を語ってくれた。

 あゆとの別離後、一時は、仕事もなく、各方面からバッシングも受け、どん底の「ホームレス生活」まで経験した内山だが……。

「今も『ナウどん底』ですよ、まだ(笑)。だって、前はゼロだったけど、今はCDの制作費や何やらで借金はどんどん増えていくし。でも去年の末から今年の頭までは、モグラ生活というか、ブログも書けない状態だったわけで。それに比べたらこうして活動をやらせてもらえるだけで、ありがたいですよね」

 今、借金はどのくらいあるのか?
「まだ300、400万円ぐらい。でも全然足りない。これからアルバムも出したいし、アルバム出したら、ライブもやりたいですから。方々に『お願いします! もし売れなかったら、1億円の生命保険に入ってるんで、死んでも払います!』って言ってるし。それぐらいの覚悟があるからって。でも、貸してもらえるのは本当に重たいお金ですよ」

 今後は、来年公開の映画2本のほか、東京MXテレビの深夜ドラマ『12星座のガールフレンド』など俳優の仕事も。一度スキャンダルを起こした者に対する芸能界の見えない「掟」に立ち向かっている。
「俺は前に出た分だけ、他人以上に叩かれると思います。でも負けたくないんです。芸能界とか、権力とかに。消極的なこの世の中で、命かけて『やってやろうぜ』って叫びたいんです」

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