9月11日、映画『四十九日のレシピ』(11月9日公開)の完成披露試写会が都内で行われ、主演の永作博美(42)が6月の第2子出産後初となる公の場に登場した。

 永作が登壇すると、観客から一斉に「ご出産おめでとうございます!」とサプライズで祝福が。永作は「ビックリしました」と驚きつつ、「無事に出産できました。大変ですが、働きながら育児をしている方もたくさんいらっしゃるので、私も頑張ります」とコメントした。

 同作は、心に傷をかかえた百合子(永作)とその家族が、亡くなった母の遺したレシピを通じて再生へと向かっていく姿を描いた物語。永作は「いろんなことを背負って生きている人をリアリティを持って演じるのは難しかった」と振り返った。

 父・良平を演じたのは石橋蓮司(72)。永作とは初共演で、最初の撮影は百合子が実家に帰ってきたシーンだったという。「私の前に座っているたたずまいだけで、自然と『なんで帰ってきたんだ』という言葉が出ました。永作さんが持っている雰囲気のせいだと思う」と、絶賛した。

(撮影/柴田 悟)

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