「ドラマの放送は来年の1月からですが、撮影はすでに終了しました。打ち上げ会場には130人ぐらいは来ていたんじゃないですかね」(ドラマスタッフ)
10月下旬、ドラマ『チーム・バチスタシリーズ』の第4弾である『螺鈿迷宮』の打ち上げが東京・六本木のレストランで行われた。主演の伊藤淳史(29)、仲村トオル(48)のほか、共演の栗山千明(29)らが出席。2次会では、カラオケ付きの居酒屋に移動。『チーム・バチスタ』のメンバーは、この店で朝5時まで合計10時間飲み明かした。
そんな会の最中、伊藤は仲村に“演技の悩み”を打ち明けていたという。
「伊藤さんは『同世代の俳優がどんどん活躍しているので、これからも仕事のオファーがあるかどうかが不安なんですよ』と、仲村さんに話していましたね」(前出・ドラマスタッフ)
伊藤と同世代の俳優は、松田龍平(30)、小栗旬(30)、藤原竜也(31)、瑛太(30)など、人気の若手が数多くひしめき合っている。
「彼は子役から活躍していたので、『いまだに、僕は5〜6歳のころに演じていた“チビノリダー”のイメージで見られてしまうから……』と自嘲的に漏らしていました。伊藤さんは、好青年役を演じることが多いので、『どうしても、芝居が一本調子になってしまう……』との悩みも打ち明けていました」(別のドラマスタッフ)
打ち上げ中、そんな伊藤を仲村は励まし続けていたそうだ。
「仲村さんは、その後の挨拶でも、『伊藤淳史は本当にいいパートナーです。まだまだ、一緒にやりたいです!』と話しました。その言葉を聞いた伊藤さんは感激したのか、うっすらと涙を浮かべていました」(ドラマ関係者)
過去の平均視聴率は12%以上という安定的な人気の『バチスタシリーズ』だが、テレビドラマは今作で終了。11月中旬から始まり、年内に撮影が終了予定の映画作品(来年5月公開予定)を残すのみとなる。仲村の激励に応え、伊藤は自らの殻を破れるか!?