元トップメンズモデルのIVAN(29)は、メキシコ人の母と日本人の父を持つ、日本育ちのハーフだ。『有吉反省会』(日本テレビ系)で「じつはおネエなんです!」と告白して以来、バラエティ番組からのオファーが殺到。次は『しゃべくり007』(日本テレビ系・11月18日22時)のゲストだ。

「これまでは”ビジネスメンズ”をやっていたけど、今は実生活の延長線上で仕事ができるので、すごくラク!」

 メンズモデルとして、20歳でパリコレに出演。しかし、その後は仕事が惰性となり、また所属事務所の”男子寮”生活が耐えがたく、25歳で失踪。ホームレスをしていた時期もあった。

「周りからチヤホヤされてお仕事のありがたみもわかっていなかったし、『本当は女の子なのに』という複雑な思いもあって……。気づいたら新宿で路上生活していました。髪もヒゲも伸びたままの汚い格好で寝ていたら『駐車場にキリストに似ている人がいる』と通報されたこともあったの(笑)」

 そのころまったくの偶然で母親が路上でボロボロになっている”彼女”を見つけ、母の暮らすドミニカ共和国に連れ帰ってくれたという。そこでは、「おネエはおネエとして」受け入れてくれた。

 癒され、自分自身を取り戻した彼女は再び日本に戻り、「30歳までに売れなければやめる」と決めて芸能活動を開始する。

「私のすべてを受けとめてくれた母に、心から感謝です。今、お仕事ができることにも本当に感謝。スカートで電車に乗れるし、女の子として普通にお買い物ができるのも幸せ。本当はずっと女の子だもん(笑)」

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