「矢沢さんのクルーザーが間もなく完成するそうです。値段はなんと3億5千万円! 船乗りの間では、早くも話題になっていますよ」(クルーザー愛好家)

 11月16日から全国ツアーをスタートさせた矢沢永吉(64)。還暦をすぎた今も絶大な人気を誇る彼だが、私生活でも驚きの素顔があった。3億5千万円のクルーザーを建造中で、まもなく完成するというのだ。

『週刊新潮』11年11月24日号でも建設の一報があり、当時は「10年6月から建造中で12年の夏に完成予定。全長は約21m」と報じられていた。だがその後、彼は予定を大幅に変更したようだ。

「全長30m級のメガクルーザーで、国内でも停泊する場所が限られてしまうほどの大型サイズです。本来、クルーザーは台湾やフィリピンで造るのが一般的なのですが、今回はあえて国産で仕上げているそうです。矢沢さんのこだわりが感じられますね」(前出・クルーザー愛好家)

 構想3年にしてようやく完成を迎えるメガクルーザー。都内にある造船所を訪れてみると、たしかに外からでも分かるほど異常に大きな船体が見えた。まるで客船のような豪華サイズだが、ここへ至るまでには苦労もあった。

「98年には、元スタッフによる35億円もの巨額詐欺事件に遭った矢沢さんですが、その被害をバネに奮起し、6年で完済したんです。06年には10億円とも言われる豪邸を建設。私生活を語らないことで知られていますが、意外にも船好きで他にもクルーザーを所有しています。今回のメガクルーザー建造に際しても、頻繁に造船所を訪れては仕上がり具合をチェックするほどのお気に入りようだったそうですよ」(芸能関係者)

逆境から15年……。“BIGな愛船”完成の喜びが、ツアーの原動力になっているようだ。

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