1月16日に脱退したニコル(22)に続き、ジヨン(19)の脱退が正式に発表されたKARA。昨年11月24日に行われた日本公演では、息の合ったステージを見せていたのだが、このときすでに5人体制の存続は極めて難しくなっていた。

「昨年11月18日には、5人がイメージキャラクターを務めるスポンサー主宰のダンスコンテストに審査員として出席しました。仲よく話をしている姿がみられましたが、一部関係者の間では『ツアー以外で5人が揃うのはこれが最後』という声が聞こえていましたね」(前出・芸能関係者)

たびたびメンバーと所属事務所との契約問題が報じられてきたKARA。メンバーのなかで、特に事務所との対立が絶えなかったのがニコルだった。

「彼女は『事務所と契約をしなくてもKARAに残ることはできないか』とまで考えたものの、合意には至らず、脱退の選択をしたわけです」(前出・芸能関係者)

 メンバーでいられなくなることが決まると、彼女の“就職活動”のために奔走したのは、実業家の顔を持つニコルの母親だった。

「そもそも、事務所へ契約解除の申し入れを画策したのは、ニコルのお母さんでした。彼女は韓国と日本で飲食店を経営しており、さらに芸能界にも顔が広い。娘の移籍先を探して、芸能事務所をいくつも歩いて回ったそうです」(前出・芸能関係者)
 
韓国の音楽関係者からは、こんな驚きの証言も……。
「ニコルの母親は、T-ARAの所属事務所に『娘を新たに加入させられないか』と直談判したと聞いています」

 T-ARAは、KARAと同じファン層も重なるライバルグループ。日本で例えるなら、AKB48のメンバーが脱退してモーニング娘。に移籍するようなものだから、これはビックリ!独立騒動の背後では、こんな〝掟破り〟の裏交渉が行われていたのだ。

「さすがにこの話はまとまらなかったようです。ですから、留学後のニコルの具体的な活動内容は未定とされていますね」(前出・音楽関係者)

 2人の脱退で、残り3人となってしまったKARA。新メンバー加入の話も浮上しているというが、今後はどうなってしまうのか……。

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