2月13日は、ヒロミ(49)の誕生日であり、彼が経営する新トレーニングジム「スタジオ51’5」のオープン日だった。しかし、道行く人たちの多くは首をかしげる。なぜならここは、わずか2カ月前までカーヴィーダンスで知られる樫木裕実(50)のスタジオ『カーヴィーグランド』があった場所なのだ。

「樫木さんは以前、ヒロミさんのトレーニングジムに所属し、出版したカーヴィーダンスの関連書籍が大ヒット、テレビでも引っ張りだこでした。それが’12年8月に突然、“方向性の違い”を理由にヒロミさんのスタジオから独立したんです」(スポーツ紙記者)

 この訣別を皮切りに、本の印税について騒動へと発展。両者の言い分は最後まで噛み合わぬままだった。その4カ月後、樫木が知人女性をオーナーに立ててオープンさせたのが「カーヴィーグランド」だった。

「ですが経営者だった女性オーナーと、現場主義の樫木さんとの間で、運営方針をめぐって意見が対立、昨年12月9日をもって、わずか1年で閉鎖されました。樫木さんは現在、『動くカーヴィーホーム』と称し、貸しスタジオや個人トレーニングで全国を転々とする日々を送っています」(テレビ局関係者)

 ヒロミは一時期、芸能活動よりも実業家として活躍していたが、最近はバラエティ番組出演が急増。妻の松本伊代と夫婦で出演する番組も多く、主婦層の支持が上がっている。

「そんなヒロミに目をつけたのが、かつて樫木の『カーヴィーグランド』のオーナーを務めていた女性です。今回は、彼女はテナントのオーナーに徹し、ジムはヒロミが経営することになったようです」(芸能プロ関係者)

 樫木の事務所にヒロミの新ジムについて聞いてみると、「もちろん、樫木も知っていました。樫木がヒロミさんのところに戻ることはありません」とのこと。一方、ヒロミの所属事務所は――。

「(移転前の)代官山のジムで、昨年12月に居抜き物件があるという話を聞き、入ることにしました。それ以上でもそれ以下でもありません」

 樫木の心中はいかに――。

(週刊『FLASH』3月4日号)

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