2月初旬の昼下がり。東京・赤坂にある日枝神社を詣でる、祖母、母、娘の親子3代の姿があった。真木よう子(31)だ。キネマ旬報ベストテンで主演女優賞に輝くなど、いま乗りに乗っている彼女が、この日は神様に受賞のお礼をするかのように、しとやかに母子3人で手を合わせていた。

 

周囲の参拝客が驚いていっせいに振り向いたのは、次の瞬間だった。
「真木さんが、あのガラガラの鈴を、力強く、何度も何度も鳴らしていたんです。真横にいたおばあちゃまも娘さんも真木さんの様子に驚いていました。そして、『神様、どうか願いをお聞き届けてください』と深刻な表情で、かなりの長い間、神前で祈っていました。

 

真剣に神様に聞き届けてもらいたいお願いがあるんだなって、必死さが伝わってきましたね」(前出・参拝客)
 真木の夫は、元俳優の片山怜雄(31)。現在は俳優をやめ、リリー・フランキーに師事し、小説家を目指しているという。’08年の結婚当初から、格差婚を叫ばれていたが、じつは昨年7月、カンヌ映画祭から帰ったばかりの2人の“不協和音”を本誌は目撃していた。

 

妻に代わって主夫を務めていた片山が、「俺だって仕事あるしさー。大変なんだよ」と、真木に詰め寄る場面だ。この日、一心不乱に祈った願い事の中味は何だったのか――。

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