フジテレビのリアリティ番組『テラスハウス』、通称“テラハ”。その出演者のなかでも人気ナンバーワンといっていいのが“てっちゃん”こと菅谷哲也(20)だ。一般的には“女のコに奥手な性格”と認知されているが、それは番組上の演出によるものが大きいようだ。

 菅谷が生まれ育ったのは千葉県旭市の田園地帯に囲まれた、のどかな住宅地。中学校時代の同級生によれば、勉強が苦手な反面、サッカー少年で面白キャラ。だが、女のコにはまったくモテなかったという。いかにも現在の“純朴”キャラと同じだが、その正反対の証言も入手した。

「ノリはよくて誰とでも仲よくなれるけど、苦手な人から見ればけっこうチャラい性格。すぐ人を好きになる性格で、中学のときも、彼女ができるまではいろんな女子に告白しまくっていた」(中学時代の同級生B)

「中学のときはヒマがあれば同級生の女子に『カワイイね~』『今度、遊びに行こーよ!』なんてちょっかいかけていた。よく女のコに肩組みしたり、お尻をタッチしたりして、本当にチャラい感じで。だから、地元では『テラスハウス』を観ると、“猫かぶってるなー”なんて言っている」(中学時代の同級生C)

 菅谷は番組の公式本『テラスハウス インサイド』の中で、《初恋はいつ?》に対し、《中2。告白して高3までつきあいました》と明かし、初デートを《初恋の彼女と近所のジャスコ》と、ここでも純朴ぶりをアピールしているのだがーー。

「同じ学校の貫地谷しおり似のMちゃんとつき合っていたね。哲也はガンガンいくタイプで、中学2年のときにMちゃんにコクって高校まで続いていた。彼女は地毛が茶髪の美人でモテモテだったコ。いつも哲也がMちゃんを後ろに乗せ、自転車の2人乗りで家まで送り届けていたみたい。仲がとてもいいカップルだったよ」(中学時代の同級生D)

「哲也とMちゃんが道路で話していて、別れ際に哲也が彼女の腕を引っ張って抱き寄せて、堂々と“路チュー”するのを見たことがある。そんな大胆さは『テラスハウス』では出していないよね」(高校時代の同級生)

 高校入学後もその性格は変わらないようで
「女のコとは誰でも仲よくなれる性格で、高校を卒業して会ったときは、酒が弱くて酔っ払うとすぐにテンションが上がって絡みだす。“オラオラ”の性格になりますね」(地元の友達)

一昨年の秋ごろ、《僕は芸能界で仕事をすることになったので、今までの僕の写真や情報はフェイスブックやツイッターに載せないでください》と、菅谷は地元の友人たちに一斉メールを送信した。その数日後、彼は『テラスハウス』に出演していたのだ。

「番組を観ているけど、今までの女のコのなかでてっちゃんが好きそうなコはいない。彼は色が白くて口数が少ないか、弱そうなコがタイプ。演技見てても『コイツ、こんなこと思ってねーよ』というシーンも多いし(笑)。最近もてっちゃんと飲んだっていう友達から聞いたんだけど、『俺もいろいろ大変なんだよ……』ってグチをこぼしているようだ」(別の地元の友達)

『テラスハウス』の成否は、放送開始から唯一『テラスハウス』に住み続けるてっちゃんにかかっているといわれるほど、彼に対する番組の期待も高いという。

(週刊『FLASH』3月11日号)

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