5月17日、映画『野のなななのか』の初日舞台挨拶が行われ、出演者の常盤貴子(42)、品川徹(78)、安達祐実(32)、大林宜彦監督(76)らが出席。作品へかける思いを語った。
家長の他界をきっかけにバラバラだった一族が再集結する同作。そこに常盤貴子演じる謎の女が現れ、話は展開していく。タイトルの“なななのか”は四十九日を意味し、その期間に、生きるとはどういうことなのかを見つめなおすストーリー。
主演の常磐は「この作品で私は変わりました」とすっきりした表情。つづけて「撮影をして、宣伝活動をして・・・・・・人ってすごくいいなと思いました。本当に素晴らしい現場でした」と振り返り、「人ってこんなに優しく想い合えるんだ。プラスの感情はどんどん広まって皆をハッピーにしてくれるんだと驚きました」と大きな影響をうけたことを明かした。
また同席した安達は「大林監督の作品に出ることが夢でした。緊張して現場に行ったら、監督は昔から私が出演しているかのように迎えてくれました」とコメント。目を輝かせながら「私にとってもすごく大切な作品」とアピールした。
映画『野のなななのか』は全国ロードショー中。
(撮影/小山伸正)