この春、ドラマを盛り上げているのがインパクトのある脇役たちだ。なかでも、その個性的なキャラクターで人気なのが、小栗旬主演の『BORDER』(テレビ朝日系・木曜21時〜)に出演しているサイ君&ガー君。演じるのは浜野謙太(サイ君)と野間口徹(ガー君)だ。その2人が本誌に撮影秘話を明かしてくれた。
野間口「撮影初日は真冬の2月。外で僕たち2人が将棋を指すシーンだったね。寒さで手が震えて、駒が持てなかったです」
浜野「僕は緊張して震えが止まらなかった」
野間口「緊張で震えてたの?ハマケンは、ともすれば一人の世界に入ってしまうから(笑)。心の扉が開くように話しかけてました」
浜野「こんなに構ってもらったことはなく、居心地よかったです。あっ、でも、小栗さんは、僕の役のカツラの空気でペコペコした所を、指で押してきたり、いきなりほっぺをつねってきたりするんです。いたずらし放題。一応、僕のほうが年上なので、舌打ちしてやりましたよ(笑)」
野間口「撮影では3人でいつも“戯れて”楽しかったですね」
浜野「ねぇ、ドラマの『癒し』部分担当の僕たちサイ君&ガー君のスピンオフドラマとかしたいです」
野間口「ダメだって。メーンの人たちがいるからこその僕たちだよ。2人がメーンになると、雑さが目立っちゃいます」
浜野「5分だけってどう?」
野間口「5分ならOKかな(笑)。最終回は、石川(小栗)を見守る僕たちをぜひ見てほしいです」
浜野「僕はその台本をお風呂で半身浴しながら読んでて、怖くて溺れ死ぬかと思った(笑)」