6月14日、韓国のアイドルグループ超新星のユナクが主演映画『無花果の森』の初日舞台あいさつに登壇。アイドルと俳優業の間で悩んだことを明かした。

この日、ユナクは、グレーの爽やかな柄ジャケットを着て登場。ファンから熱い歓声で迎えられた。これまで超新星として映画に出演したことはあるものの、単独で主演を務めるのは今作がはじめて。ユナクは「昔から日本映画が好きだったので台本をいただいたときはとても嬉しかったです」とオファーを受けた感想を語った。

劇中で記者の役を演じているユナクは「不安もいっぱいあったけれど、韓国や日本の記者の知り合いに話を聞いたりしました」と役作りへの努力語った。また、共演している女優の原田夏希(29)とのラブシーンについて「アイドルとしてどうなんだろうって僕も会社も悩みました。でも、監督に『いい作品になる。信じてください』と言われてやりきりました」と俳優としてのプライドを口にした。

撮影方法もユナクには印象的だったようで、「感情を継続的に表すために、日本は長回しをしますよね。韓国ではあまりしないので勉強にもなったし、日本の映画に出てるんだ!という気持ちになりました」と撮影を振り返った。

ユナク主演の映画『無花果の森』は全国にて順次公開中。

(撮影/桑原靖)

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