《私が乗り越えた病気は5年生存率50% 10年生存率2~30%という厳しいものです でも もっと生存率の厳しい芸能界で35年生存してきたので これからも大丈夫!と自分を信じたいです》

7月2日、ブログでそうつづったのは、女優の川島なお美(53)だ。川島は昨年8月に肝内胆管がんが見つかり、今年1月に12時間にも及ぶ切除手術を受けている。さらにブログ更新の翌々日の4日に放映された『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)では、“実は手術前には、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(48)のために遺言まで書いていた”ことも明かした。その内容は次のようなものだった。

《できれば再婚しないでね。一緒のお墓に入りたいから。先に行ってるから、ゆっくり来てね。愛してる なお美より》
 
 さいわい川島の場合は、腫瘍を完全に取り除くことができ、心配されていた転移もなかったという。だが本人も“自分を信じたい”と、ブログでつづっているように、再発の可能性がなくなったわけではない。川島の知人はこう語る。

「がん発覚以来、“死の恐怖”に怯える川島を励ましているのが、女優の倍賞千恵子さん(73)なのです。倍賞さんも’01年に乳がんが発見され、手術を受けて乗り越えた経験を持っています。川島と倍賞さんは夫婦ぐるみで仲が良く、川島は倍賞さんから、生活習慣なども含めてアドバイスを受けていたそうです」
 
生存率を公表した前日の7月1日には川島の芸能界でビュー35周年を祝うパーティが開催されたが、夫で作曲家の小六禮次郎がピアノを弾き、倍賞が歌を披露したという。愛する夫・鎧塚氏や“がん友”からの励ましを支えにして、川島は闘病を続けているーー。

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