連載第20回となる『中山秀征の語り合いたい人』。今回のゲストは、’13年、高視聴率ドラマ『半沢直樹』(TBS系)でオネエ口調の官僚役を演じて大ブレイク。その後も活動の場を広げ続ける歌舞伎役者、片岡愛之助(42)。今や新世代の歌舞伎を盛り上げるシンボル的な存在となった“ラブリン”の胸のうちに迫った。

中山「どうしても聞かなきゃいけない、結婚観。願望ってあるんですか」

愛之助「あるんですよ。人間ですからね。でも『まだしたくない』と言ったら、『結婚する気がない』と書かれたりする。僕、結婚してる方によく聞くんですけど、なんで結婚したんですか?」

中山「僕はね、(妻が出ていた)宝塚を見ました。それから2年ぐらい会ってないんですよ。で、タカラジェンヌたちみんなで食事しましょうと、彼女が来て振り向いたときに、『俺、彼女と結婚するな』って思ったんですよ」

愛之助「えー、すごい。その瞬間ですか?」

中山「そう。で、かみさんも、そのときするなと思ったんですって。ほかにも何人もタカラジェンヌがいたのにですよ。今までそういうことがなかったんですか?」

愛之助「なかったですね。あったらしてると思うんですよ。何歳で結婚して子どもは何人、みたいなビジョンもあまりない。仕事に関してはあるけれど、何もかもうまくいくって思わないんですよね。いい流れで仕事をしているときにプライベートも充実すると、何か壊れそうな気がして」

中山「でもそんなことを考えていると……」

愛之助「まあ、なんなんでしょうね。その日が来たらお伝えします。メールしますよ」

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