8月2日、劇場版アニメ『宇宙兄弟#0』(9日公開)のトークショー付き特別試写会が都内で行われた。宇宙飛行士の若田光一さん(51)、下村博文文部科学大臣(60)、原作者で同作のオリジナル脚本を担当した小山宙哉さん(35)が登壇し、それぞれ来場した子どもたちからの質問にも答えた。

 若田さんは映画を鑑賞し、「日々人はチャレンジ精神溢れる新人飛行士でしたね」とひと言。「どういう世界でも、目標を持って頑張るとつながっていく。失敗しても教訓として次に生かせるように目標をしっかりと持って頑張ることが大事だなと。若いころは私もああだったのかなと思いました」と自身の過去を振り返った。

 小学生からは「UFOや宇宙人に会ったことはありますか」という素朴な質問が飛び出した。「期待はしていましたが、残念ながらありませんでした。地球と同じような環境を持っている惑星も見つかっているので、どこかに知的生命体はいると思う。いつかシグナルが届くんじゃないかと楽しみにしています」と笑顔で話した。

 また、小山さんは若田さんが電子書籍を使って『宇宙兄弟』を宇宙で読んでいたことに感激した様子。「宇宙に行ける機会があれば行きたいですか」との質問には、「天文学者の方が小惑星に僕の名前を付けてくれたので、見に行きたいですね。でもちょっと怖いので、若田さんが一緒なら行きたいです」と宇宙への憧れを語った。

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