「城西支部全員が集まるシーンでも、全体のコンセプトを説明すると、すぐにみなさん的確な動きをしてくださるので、スムーズに撮影が進んでいます。リアクションもそれぞれ違うことを演ってくれますし。撮影の合間は、八嶋(智人)さんのグイグイ引っ張っていくボケと、小日向(文世)さんの微妙にリズムを壊していくボケが、本当にいい空気をつくってくれていて、そこに木村(拓哉)さんが堂々と構えていらしてて、いい現場だな、と思います」

 そう語るのは、初回視聴率26.5%を記録した木村拓哉主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)のプロデューサー・渡辺恒也さん(32)。連ドラとしては13年ぶりの復活を果たした『HERO』。その現場秘話を渡辺さんが明かしてくれた。

「ちょうどW杯の時期だったので、木村さんの発案で、サッカー日本代表のユニホームを『HERO』メンバーでつくりました。名前と背番号入りで。背番号はみなさんいろいろで、八嶋さんはヤッシーで84。松重(豊)さんは城西支部のTOPだから10。木村さんの9は、久利生(ドラマの役名)の9という説と、ドラマ『プライド』からの背番号という説があります。通販グッズのシーンでは、本当に運動しながらセリフを話しているので、かなり大変な作業だと思いますね」

 今作で新ヒロイン・麻木千佳を演じるのは北川景子。

「北川さんは、カラッとした、男気のある人。麻木千佳が“ある過去”を持っているという設定は、台本を作りながら決めました。1話で“目力が強い”とか遠回しな表現で、こちらからは奥歯に物が挟まったような言い方をしていたら『大丈夫、わかりますから』と北川さんから言ってくれて、決定しました。男前ですよね」

 気になる今後の見どころは?

「第4話(8月4日放送)では、今は京都地検で活躍中の中村美鈴検事(大塚寧々)が帰ってきます。また、BARのマスター(田中要次)の『あるよ!』も、今後ビックリするような使い方が登場するのでお楽しみに」