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「お通夜の場で、彼女は夫の亡きがらと初めて対面しました。棺の中をのぞくと、泣きながら3分ほど話しかけていました」(事務所スタッフ)

25日の早朝、大阪市内の自宅マンション駐車場に置いていた自家用車の中で首を吊っていた『ET‐KING』のTENNさん(享年35)。27日に通夜、28日に葬儀が営まれ、妻の上原多香子(31)は涙ながらに喪主を務めた。

自宅には直筆の遺書があった。便せん3枚の遺書はそれぞれ上原、メンバー、ファンに宛てたもので、上原には「今後も活動を頑張っていってほしい」という内容がつづられていたという。彼女は憔悴しきっており、亡くなった当初は一晩中泣き続けていたという。

「東京からは『SPEED』メンバーが駆けつけました。今井絵理子はずっとそばに添い続けていました。島袋寛子は仕事で帰京しなければなりませんでしたが、時間が許す限り残って励ましの言葉をかけていました。当の上原は『何でこんなことになったのかわからない。おかしいところなんて何も感じなかった』と語っていたそうです」(スポーツ紙記者)

彼女がそう言うのも無理はない。実際、彼は死の直前まで、妻には予兆すら見せていなかったのだ。彼は20日に大好きなJリーグの試合を観戦し、21日には発売されたばかりのiPhone6まで購入している。死の前日である22日には、自身のブログに仕事への意気込みもつづっていた。また、2人は2012年8月に結婚したばかり。上原は芸能活動をセーブし、大阪で彼と新婚生活を送っていた。

「2人が住んでいた大阪市内マンションは新築で、去年の12月末に購入したばかりでした。上原さん名義で2900万円のローンが組まれており、新たな生活が始まったばかりだったのですが……」(前出・芸能関係者)

だが実は死の数日前には、自宅前でこんな“奇行”が目撃されていたという。

「夜中にマンションの駐車場前でTENNさんが立っていたんです。マンションに背を向け、何をするのでもなく放心したようにボーッとして立っていました。それがあまりに不気味で、最初は不審者だと思いました。彼と気付いてからは『人を待っているのかな』と思いましたが、突然、マンションから遠ざかって去っていきました……」(マンション住民)

妻のいるマンションに背を向けて、彼はいったい何を思っていたのだろうか。

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