都内の閑静な高級住宅街でも、ひときわ目をひくモダンな設計の3階建ての大豪邸。

「あの大きな家の奥様ですか? 年齢は40代くらいでしょうかね。長い髪を少し茶色く染めた、スレンダーで、おきれいな方ですよ。住んでいるのは、その女性と、2人のお子さんです。上の男の子は成人していて、下の女の子はまだ高校生です」(近所の住民)

 この40代女性は『マネックス証券』松本大社長(50)の前妻。松本社長はテレビ東京の大江麻里子アナ(35)との結婚を発表したばかり。松本社長はマネックス証券の創業者で、個人と資産管理会社が保有するグループの株式だけでも資産は85億円と言われる大富豪。前妻とは2年前ほどに離婚しているが、その際にこの豪邸は彼女に財産分与されていた。

「あそこの土地でしたら、最低でも一坪400万円は下らないでしょう。約100坪ですから、4億円になります。建物が1億円、資産額としては、あわせて約5億円の価値はありますね」(地元の不動産業者)

しかし前妻に渡ったのは、この5億円豪邸だけではないようだ。離婚問題などに詳しい山口宏弁護士は、こう解説する。

「通常の離婚の財産分与では、結婚以降に夫が築いた財産の半分が妻側の取り分になります。しかし、このケースについては他の財産の分与や、慰謝料、子供の養育費など、妻側が納得できる条件をクリアしての離婚だったのだろうと思われます」

大江アナの「玉の輿婚」の裏側で、松本社長からの“手切れ金”は豪邸のほかにも、巨額の財産分与などがあったとみるのが自然だろう。

 幸せの絶頂にある大江アナは、出演番組の終了間際、男性キャスターからの、「家事の分担とかは、もう決まっているんですか」という新婚生活に対する突っ込みに、「ほとんどやってもらっています」と、顔を赤らめながら、おのろけた。

 5億円豪邸でセレブ生活を送る前妻は、この大江アナの姿をどのような思いで見ているのだろうか――。

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