東京・自由が丘の街に、開店前から約30人ほどの行列ができていた。松田聖子(52)の公式ショップ『Feliciaclub by Seiko Matsuda』のグランドオープンを待つ人々だ。

 ここは約26年前、『フローレスセイコ自由が丘』がオープンし、ファンの間で“聖地”として親しまれてきた場所。今年3月から臨時休業していたが、店名を変えて再出発。この11月1日にリニューアルオープンを迎えたのだ。訪れたファンは500人以上!

 ところが、中に入ると、ロゴ入りの“聖子グッズ”の売り場は全体の半分だけで、残りの棚にはなぜかフライパンやスプーンなど、聖子とは関係なさそうな商品が……。店員に聞くと、聖子がセレクトした市販品だという。

「私たちは、聖子ちゃんのロゴが入った公式グッズがほしいのに……ガッカリです」(ファンの1人)

 さらに、ファンが口を揃えて怒っていた商品が――。

「あの市販品のフライパンは何なんですか!?」

 なんでも最新のファンクラブ会報で、聖子が使っていたフライパンだそう。昨年6月に慶大医学部准教授と再々婚した聖子愛用の“愛のフライパン”なのか――。だが、公式のロゴも入っていない市販品で、ファンは口々に「こんなものいりません!」と怒る。音楽関係者はこう語る。

「彼女は今年2月、前の個人事務所から独立して、新事務所を立ち上げたばかり。そのため、以前の『フローレスセイコ』の名前を使えなくなってのリニューアルだったようです。公式グッズが店内から減ったのもその関係でしょう」

 “ファン離れ”の危機――。

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