NHK朝ドラ『マッサン』で輝く注目男子。鴨居英一郎役の浅香航大(22)と、森野一馬役の堀井新太(22)は、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン★パラダイス2011』(フジテレビ系)で初共演した“同い年の盟友”だった。3年ぶりに会った2人がドラマへの熱い思いを語り合う!
浅香「新太!久しぶり。めちゃめちゃ会いたかったよ。一緒に飲みたかったんだよね!(会うなりハイタッチをしあう2人)」
堀井「俺もだよ。前に連絡もらったのに俺が鎌倉行ってて飲みにいけなくてごめんな。でも、ここで実現したな!しかも“朝ドラ”っていう大きな仕事がお互いに決まってさ、うれしくてすぐ航大に連絡したんだよな」
浅香「『イケパラ』のときは役者としてのスタート地点だった俺たちが、今、『マッサン』っていう大舞台でまた一緒になれて、さらに仲間感が高まったよ。あのときは俺が坊主だったけど、今度は逆だね。坊主、似合ってるな」
堀井「ありがとう(照れ笑い)。お互い初の朝ドラ出演。航大は撮影終了したけど、俺はまだ撮影中。撮影最初の日は体が震えちゃったよ。錚々(そうそう)たる役者さんぞろいだし」
浅香「俺もすごく緊張した。最初のシーンが、父親役の堤(真一)さんと和解するシーンだったから。でも、堤さんが前日に食事に連れて行ってくださったり、現場でインサート場面のセリフを全部考えて言ってくださったりして、気持ちを楽にしてくれたんだよね。もう、めちゃめちゃかっこよくて、ファンになっちゃったよ(笑)」
堀井「いいねえ。俺なんか、31歳になってからのシーンから撮ったから、すごく難しかった。玉山(鉄二)さんは髭つけて貫禄がついてて、エリーさんも、いつもの表情じゃなく、年を重ねての感じになってた」
浅香「玉山さんは本当にマッサンみたいで熱くていい人だよね」
堀井「シャーロット(・ケイト・フォックス)さんも、すごい存在感。2人があんなにいいお芝居をして、『マッサン』っていうすばらしい作品がある。それに恥じないように俺も持ってるものを全部投げ打って頑張らないと、って思う。今回みたいな葛藤がある役が苦手なのもあって、演技訓練してもらったんだ。アメリカの演劇研究所出身の役者さんに個人レッスンを受けて、俺の演技にダメ出しをしてもらったよ」
浅香「『マッサン』のテーマは愛と夢。英一郎も、愛によって変化し、成長したように、俺自身も今回いろんな人から愛をもらって新しい自分を知ることができた。玉山さんと温泉に行ったときに、『昔の俺はこうだった』と、いろいろな話をしてくださったので、俺もいろいろ考えた。今は恋愛とかにエネルギーを使うより、仕事に貪欲でいこう、って。朝ドラに出た、というせっかくのチャンスを生かさないと、だしね」
堀井「そうだね。役者として、どんな経験もいい糧になると思っているから、僕は恋愛もしたいなあ(笑)。でもさ、『イケパラ』のとき、『はい』のたった一言のセリフがちゃんと言えずに監督に怒られていた俺たちが、まさかこんなふうに演技について熱く語り合う日が来るとはね」
浅香「ほんとだな。俺は同世代の人と芝居の話はしない方だったんだけど、こういうのもいいよね。大阪の撮影も、超楽しかったよ。終わって飲みに行くのが(笑)。新太も撮影は一生懸命に頑張って、夜は存分に楽しんでくれ!」
堀井「了解!北海道編で、父親役の風間(杜夫)さんが、涙ながらに語るシーンがあって、すごくいいから見てよね!」