3月5日のお昼すぎ、都内のある施設に一台の車が止まった。助手席から降りてきたのは小雪(38)だ。1~2分ほどで車に戻ると、そのまま長男(3)の通うプリスクールへ。そして17時すぎ、再び先ほどの施設の前に小雪が乗っていた車が横付けされた。今度は運転していた関係者女性が建物内へ入り、小雪の長女(2)を抱えて戻ってきた――。

 実は、長女がいたのは『認定こども園』と呼ばれる施設だった。認定こども園とは、聞きなれないが、06年から始まった “幼保一体型”の施設のことだ。

「小雪さんは長男の保活で『一般家庭と同じように育てたい』と公立保育園への入園を希望していました。しかし結局断念し、月8万円のインターに入所することになったそうです。それもそのはず、公立の認可保育園は料金が安く安心感もあるため、特に希望者が殺到している。そのため金銭的に余裕がある小雪さんが公立保育園を希望したことに対し、『セレブはどうぞ幼稚園に』というママからの反発もありました」(テレビ局関係者)

 厚生労働省が発表した昨年4月時点での全国の待機児童数は2万1371人。だが実態はそれ以上に多いといわれ、都内の競争はなかでも熾烈を極めるという。しかし、小雪は諦めなかった。長男の“保活”から1年、執念の情報収集を続け、密かに長女でリベンジを目指していたのだ。そんな彼女が目をつけたのが、前出の認定こども園だった。保育に詳しいジャーナリストの猪熊弘子さんはこう語る。

「こちらのこども園は基本的に保育園とほとんど同じものと考えてもいいです。保育園は親が働いていないと入れませんが、子ども園は働いていなくても入れる枠があります。認定こども園への入園も自治体が管轄しているため、入園の難しさは保育園と変わりません。入園は世帯の状況や収入に基づいて点数制で決められているので、芸能人かどうかは入りやすさには関係ありません。点数が高くても希望者が多ければ入れないこともあります」

 つまり、認定こども園もまた狭き門だということ。実際、小雪が長女を入れたのは私立の認定こども園だが、HPを見ると料金設定もかなりお手ごろだった。

そんな念願の園ママ生活を始めた小雪は翌6日の9時過ぎ、長男のプリスクールにいた。関係者が運転する車でやってくると、長男と長女を連れてスクール内へ。この日は休ませるようで、挨拶だけ済ませると再び車に乗り込んだ。そして近くの区民センターで車を降りると、子どもたちと歩いていく。その顔は、これまでにない満ち足りた表情だった――。

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