“セカオワ”の愛称で人気を博している『SEKAI NO OWARI』には、いまだベールに包まれている謎がある。そう、あの“ピエロ”だ。DJ LOVE(29)はその名の通り、バンドのDJを担当。ボーカルのFukase(29)によると「代表的なマスコット」でもあるという。
「今のDJ LOVEは“二代目”です。彼はFukaseの高校時代の同級生で、初代DJ LOVEと3人でバンドを組んでいたこともあります。現在のバンドが結成されてからも、彼はスタッフのような形で関わっていました。しばらくすると初代が脱退することに。そこでFekaseの強い希望を受けて、彼がマスクを引きついたのです」(音楽関係者)
そんな彼は、これまで一度もその素顔を公の場で見せたことがない。そのためネット上では《DJ LOVE 素顔》と関連ワードがつくほど注目が集まっているのだ。しかし、本誌は音楽関係者に二代目の素顔を取材。さらに、その仮面に隠された姿をキャッチした!
4月中旬の昼前、メンバーが共同生活を送る『セカオワハウス』から男性が出てきた。彼が、DJ LOVEだ。色白で頬がふっくらとしており、素朴な表情。太めの体型で、顔はプロレスラーのダンプ松本(54)に似ている。ヘアスタイルは坊ちゃん刈りのような形で、色は金髪。ピエロのマスクを取っているため誰も気づかないが、それでもサングラスでの“変装”を忘れない。だがスニーカーの靴ひもは解け、後ろに「肉」と書かれたデニムは腰までずり落ちて赤い下着が見えていた。
「彼はいわゆる“おたく”。ギターのNakajin(29)同様ラーメン好き。プロレスやおもちゃ集めが趣味で、部屋はフィギュアや漫画で溢れています。だから女性にはモテず、数年前まで女性経験がなかったと聞いています。でも面白いし、誰にも壁を作らない人懐っこさもある。そんな癒し系キャラなので、みんなから好かれていますよ」(前出・音楽関係者)
この日、彼が向かったのは、都内にあるスタジオ。二時間半後に出てくると、かたわらにはスタッフと思しき2人の美人女性がいた。彼はさっきまでとは打って変わってサングラスを外し、顔つきもどこかキリリとしているように見える。だが、女性たちはすぐさま挨拶を済ませ駅方面へ。その姿を寂しげに見送ると、彼はひとりセカオワハウスへと帰っていった――。