「清原さんは、本格的なテレビ復帰を目指しています。しかし、時期尚早ということで“出禁”が解かれたのは現在、TBSだけです」(テレビ局関係者)

 薬物報道などが原因で、テレビ各局から“出演禁止”状態となっていた清原和博(47)。昨年9月の離婚発表後、初めてテレビに出演したのが4月に放映された『中井正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)だ。清原は番組内で、自らの悲惨な近況や、自殺を考えたことまで明かして話題を呼んだ。

「清原さんが出演した週は、前4週の平均の10.8%を大幅に上回る16.4%という非常に高い視聴率でした。これを受けて、『僕が出れば数字は見込めるじゃないですか』『他の局や、バラエティ番組にも、どんどん出たい』と、彼は上機嫌の様子。さらに彼は、『金スマ』のようなプライベートな部分を売りにする番組ではなく、プロ野球の解説や、バラエティ番組のゲスト出演を望んでいるのです」(前出・テレビ局関係者)

しかし、本人の意気込みはカラ回り中。テレビでの仕事がなかなか決まらない清原は、私生活でも苦しんでいるという。

「清原さんは、亜希さんと離婚後、二人の息子さんとの面会を、厳しく制限されたそうです。離婚の条件として、息子さんたちが通う学校への立ち入りを禁止され“学校行事にも行けない”と漏らしていました」(スポーツ紙記者)

この春には長男の小学校の卒業式と、中学校の入学式があった。しかし、その会場に、清原の姿はなかった。

「最近、清原さんは番組出演を、プロデューサーなどに売り込むときには、『子供にも会わせてもらえなくて辛いんです。何とか仕事を……』と、“泣き落とし”のような台詞を吐くことが多いそうです」(別のテレビ局関係者)

 こうまでして仕事を入れたいのには、理由がある。

「離婚の際、慰謝料はなかったようですが、2人の息子に毎月の養育費は支払わなければなりません。パチンコ店の営業くらいしか仕事がないので、経済的には非常に苦しいようです。今は、自宅マンションは売却し、マンスリーマンションで一人暮らしです」(前出・スポーツ紙記者)

 家族も金も失って、いまや“番長キャラ”は風前の灯だ。

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