5月21日、さだまさしの自伝的小説が原作のドラマ『ちゃんぽん食べたか』の試写会が東京・渋谷のNHKで行われ、主演の菅田将暉(22)、原作者でシンガー・ソングライターのさだまさし(63)が出席した。

 同作は、昭和40年代初頭の東京を舞台に、プロのバイオリストを目指す少年・雅志(菅田)が、挫折を味わいながらも周囲の人々と心を通わせ成長していく青春ストーリー。

 さだを演じる菅田は、「うちのオヤジはさださんに憧れて耳コピしていた世代。オヤジがさださんの曲を弾き語りする姿を見てきた」と感慨深げ。一方のさだは、「“すだまさき”と“さだまさし”って響きが似ていてうれしい。自分は若いころ、こんなにきれいじゃなかったけど」と、会場を笑わせた。

(撮影/江口明裕)

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