オフィスビルや飲食店が立ち並ぶ東京都心の繁華街。本誌が仁科仁美(30)を目撃したのは、5月下旬のことだった。彼女の出産予定日は6月10日。おなかもさることながら全体的にかなりふっくらとした様子だ。通りがかりの男性に声をかけられて、おなかを指さしながら笑顔で対応する姿が印象的だった。
エー・ピーカンパニー社長の米山久氏(44)と交際していた彼女が“未婚の母”になる決意をブログで明かしたのは3月24日のこと。昨年から仁美と米山氏は、母の仁科亜季子(62)と東京都心の二世帯住宅で同居していた。だが、仁科家の知人は言う。
「今年の春ごろに、米山氏の会社のワンボックスカーがやってきて、彼の荷物を運び出していったそうです」
本誌が仁美を目撃したのは、この二世帯住宅のほど近くだったが、その前後数日間、家に米山氏が出入りする姿は見ることができなかった。仁美と米山氏は同居を解消しているのか? 母・亜季子の所属事務所に取材を申し込むと、彼女から次のようなコメントが寄せられた。
《入籍はいまのところ、未定のようですが、(仁美と米山氏は)仲良く過ごしているようです。赤ちゃん誕生も2人でとても楽しみにしているようですよ。赤ちゃんの保険とか、いろいろ考えているみたいです。いまも2人はちゃんといっしょに(二世帯住宅に)住んでいます》
亜季子のコメントからは、娘の幸せを祈る母の切なる願いが伝わってきた。しかし本誌記者が会社から出てきた米山氏に、「仁美さんの出産も近づいてきましたが……」とコメントを求めたところ、彼は表情をまったく変えず、「ノーコメント!」と言い残し、車に乗り込んで走り去った。また東京郊外に住む米山氏の実父は、現在の状況には困惑している様子だった。
「仁科亜季子さんにも仁美さんにも、一度もお会いしたことがないんです。息子からは、結婚するとか式を挙げるとか、そんな話は聞いていません。ええ、確かに私にとっても孫になるわけですが……」
仁科家と米山家では、ベビー誕生にかなりの温度差があるようだった。