三船美佳(32)と離婚裁判中の高橋ジョージ(56)。“モラハラ疑惑”が報じられるなど苦境に立たされているなか、さらに悲痛な出来事がおきていたという。
「実は、ジョージさんの最愛の父・節郎さんが亡くなっていたんです――」
そう語るのは、彼を知る音楽関係者だ。
「節郎さんは長らく闘病中でした。ジョージさんはそのことを周囲にもほとんど話さず、抱え込んでいました。6月中旬に密葬が行われましたが、出席者は近親者のみで美佳さんや長女(10)の姿もなかったようです」
高橋は08年に自叙伝『東北ロックンロール物語』を出版したが、その記念イベントに父・節郎さんが駆けつけている。高橋は「まず親父に見せたかった……」と涙を流していた。
「高橋さんのご両親は、彼が中学1年生のときに離婚しているんです。以来、ジョージさんは節郎さんに引き取られて“男手ひとつ”で育てられました。非行に走ったときも決して見捨てず、高校を中退した際も大切なカラーテレビを売ってまで予備校費用を捻出してくれた。ロックミュージシャンを目指して上京した際もギリギリの家計のなかから7万円も餞別としてくれて応援してくれたそうです」(前出・芸能関係者)
一念発起した高橋は、歌手としてブレイクを果たし、’98年には当時16歳だった三船と結婚。’04年には長女にも恵まれた。息子の高橋が家庭を築いたことを、節郎さんは誰よりも喜んでいたという。だがそんな一家に、離婚騒動が勃発してしまった。
「節郎さんは美佳さんのことをとても気に入っていましたし、孫のことも毎月メッセージカードを送るほど溺愛していたそうです。だから離婚裁判になって2人と会えなくなったことを、とても寂しがっていたといいます……」(前出・音楽関係者)
密葬の場で高橋は悔恨の涙を流していたという。天国の父に騒動の解決を報告できる日は、いったいいつになるのだろうか――。