7月3日、楽天VS日本ハム戦の始球式に登場したつんく♂(46)。今年4月に声帯全摘出を発表して以来、初めて公の場に姿を見せた彼は変わらぬ元気な笑顔を見せていた――。

その直前の6月下旬、本誌は彼の姿を目撃。いつものように都内にある会社へ出社すると、夕方ごろになって出てきた。かたわらには7歳になる双子の長男と長女の姿があった。

「実は、6月につんく♂の事務所がYou tubeにアップした楽曲『I`m A lady now』を歌っているのが、この長女だと報じられています。曲中で彼女は流暢な英語を披露しており、プロ顔負けの見事な歌声から“パパの跡を継いで歌手になるのでは”と話題になっています」(音楽関係者)

この日、そんな長女たちを乗せて事務所を出た車が向かった先は、とあるマンションの一室にある幼児向け英会話教室だった。

「双子の子供たちは都内にあるインターナショナルスクールに通っているそうです。しかしつんく♂さんは『歌手になるためには英語は必要不可欠だ!』と考えて、さらに英語教室にも通わせることにしたみたいです」(前出・音楽関係者)

歌手としての声を捨ててでも、父として生きる選択をしたつんく♂。その後もパパとして、子どもの夢を支えていたのだ。だが、彼の奮闘はこれだけではなかった。知人が語る。

「実は、つんく♂さんの声が出るようになったんです!かなり小さいので聞き取りにくいものの、声はきちんと出る。少しだけなら会話もできるみたいです」
 
声帯全摘出以来、彼は食道発声法のトレーニングを行ってきたという。この発声法は、食道の入口にある粘膜を声帯の代わりにするもので、習得にはかなりの練習が必要。それを彼はすでに使えるようになっているという。

「長女が抱いている歌手への夢は険しい道のりです。しかし、つんく♂さんは自らが声を取り戻すことで『頑張れば思いは叶う!』と子どもたちに示してあげたかったのでしょう」

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