「子どものユニークな発想や突拍子もない考えは、いましか出合えないもの。親も楽しまなければもったいないです」

 そう語るのは、東儀秀樹さん(55)。千300年続く雅楽を伝えてきた東儀家に生まれた彼には、雅楽師とは別に「スーパーイクメン」という顔がある。8歳の一人息子・ちっち君(ニックネーム)の育児について綴った『東儀家の子育て』(講談社)が子育てママたちの間でいま話題なのだ。

「公園でママ友から子育ての悩みを聞くことも。そもそも子どもが苦手で、子育てを深刻に考えたこともなかった僕が、いま、本気で子育てを楽しんでいる。少しでも参考になればとまとめてみたんです」(東儀さん・以下同)

 著書には「公園デビューはいらない」「目標なんか決めなくてもいい」「人と違うことはすばらしい」など思わず膝を打つようなエピソードが満載。なかには「ファストフードをコーラで流し込むのが最高!」や「汚いことも知ることが大事」と、親子で砂場でネコのフン探しをした話など、育児書には絶対に書かれていない、型にはまらない“非常識子育て”も。

「あれはダメ、これもダメと言いたがる人が多いようですが、親がそんな情報に翻弄されてしまうと、子どもを変な枠にはめてしまいます。どんな方法でも正解はないんですよね。それなら自分がこれだと思った育児方法を貫けばいいと思いますよ。子どもだけでなく、親がワクワクできていたら、それでいいんです」

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