「怒鳴ったり、思いっきり髪の毛をつかんだり。そういうシーンが多いので、『遠慮なくやろう』と遠藤(憲一)さんが言ってくださって。だから『ありがとうございます』と言いながら、髪の毛をガッとつかむ。カットがかかると笑ってくださる。ありがたいことに、現場では笑かし合えています」

 こう語るのは菅田将暉(22)。ドラマ『民王』(テレビ朝日系)でW主演の遠藤憲一(54)とは今回が2度目の親子役共演とあって、息はピッタリ。ドラマでは、地位と権力にしか興味がない父親を、菅田演じる大学生の翔は軽蔑しているが、菅田自身はいろんな取材で、自分の父親への尊敬を語ることが多い。

「あ、本当ですか(笑)。でも、親父はすごいですよ。リスペクト……、そうですね。親父は賢くて天才。そしてサービス精神が旺盛で。もう、生涯かなわないですね」

 かつてわんぱくだった菅田少年は、思春期にかけてなにかと理屈っぽくなり、「数学の教師になりたかった」という。しかし、偉大なる父の背中を見て育ち、やがて役者の道へ足を踏み入れる。いまでは、丸刈りの野球少年から女装美男子まで、1つのイメージに染まることなく表現することから、“カメレオン俳優”と評されることも。

 映画にドラマに舞台、いつ休んでいるの?と心配になるほど出演作が途切れないが、その状況は今後もしばらく続きそうだ。俳優としての今後の目標はあるのだろうか?

「僕はあまのじゃくなので、できるだけそういうのがみなさんにバレないようにしたいんです(笑)。話しちゃうと種明かしになっちゃう気がして。でも秘めたる思いは、ちゃんと持っていますよ」

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